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肩一種目ならミリタリープレス(オーバーヘッドプレス)で決まり:最短で伸ばすフォーム、重量設定、目的別プログラム

  • 執筆者の写真: SG
    SG
  • 2025年9月15日
  • 読了時間: 8分

更新日:2025年11月15日

ミリタリープレスを行ってる様子

今日は三角筋を中心に上半身全体と体幹の安定性を同時に鍛えることができる、まさに「高難度コンパウンド種目」の王道と考え習慣にしている、ミリタリープレスについて紹介していきます。

この記事では、ネット上の上位コンテンツの優れた知見はもちろん、それに加えて目的別の種目選択、測れる進歩指標、フォームの3大キュー、装備・安全対策まで、全部まとめて一つに統合しました。


ミリタリープレスとは?(要点)


ミリタリープレスは、立った状態でバーベルを肩から頭上へ垂直に押し上げるプレス種目です。主働筋は三角筋(特に前部と中部)で、共働筋として上腕三頭筋、僧帽筋下部、前鋸筋、そして体幹群が総動員されます。

この種目の特徴は、全身連動で高重量に対応できること、そして筋力・姿勢・体幹安定を同時に強化できることなんです。歴史的には軍隊の体力訓練に由来していて、基礎的な上半身種目として長く愛されてきました。


目的別のプレス選択:結論から


まず結論からお伝えしますね。筋力向上と全身の安定性向上を狙うなら立位バーベル(ミリタリープレス)。三角筋の筋肥大を狙うなら座位ダンベル(ショルダープレス)です。

なぜかというと、立位バーベルは下半身と体幹が介入することで高重量が扱えて、全身の出力と安定を養えるから。一方、座位ダンベルは脚の寄与が少ないので、三角筋へ局所的に高い張力をかけやすいんです。


正しいフォーム:10ステップ(立位バーベル)


1. 設備準備

まずはパワーラックでバーを鎖骨から胸上部の高さにセットしてください。セーフティバーは胸から顔の中間高さに設定して、失敗時に前方へ逃がせる余裕を確保しておきましょう。


2. 立ち位置と足幅

足幅は腰幅から肩幅くらい、つま先はやや外向きにします。


3. グリップ

肩幅からやや広めにグリップ。手首は立てて、過屈曲を避けることが大切です。


4. ラックアウト

胸を高く保って、肩甲骨は軽く下制・外旋させます。肩をすくめないように注意してくださいね。


5. 構え

肘は手首のやや前に位置させて、バーの真下に前腕が垂直になるようにします。


6. 呼吸と腹圧

大きく吸って、腹部を360度に膨らませます。この腹圧で体幹をガッチリ固定するんです。


7. 挙上

顎を軽く引いて、バーが額を通過する瞬間に頭をバーの下へ戻します。軌道は床に対して垂直に近い直線を意識してください。


8. ロック手前で止める

肘は伸ばし切らない、これがロック回避の鉄則です。


9. 降ろし

コントロールして鎖骨の高さまで降ろします。反動は絶対に禁止ですよ!


10. 再呼吸

レップごとに腹圧を再セット。インターバルは90〜120秒を目安にしてください。


フォームを壊す3大NG

これは本当に大事なので覚えておいてください。反動で挙げない(膝反動・背中の反り上げは禁止)、肘をロックしない(関節ストレスが増えちゃいます)、背中の過度な反りを避ける(目線は正面、顎を引いて、腹圧で固めること)。


グリップ幅と関節アライメント

ベストなグリップは肩幅からやや広めです。広すぎると可動域が狭まって効率が低下しますし、狭すぎると肘や手首のストレスが増えちゃいます。手首はバーの真下に前腕が垂直になるようにして、バーは手のひらの母指球側にのせてくださいね。


効かない・痛める「よくある間違い」と修正

肩をすくめちゃうと僧帽筋優位になるので、耳と肩の距離を保って、肩甲骨は軽く下げる意識を持ちましょう。

首が張る場合は、バーが頭から離れた前方軌道になっている証拠。顎を引いて、頭をバー下に戻してください。

反り腰になってしまう人は、お尻を締めて、肋骨を下げて、ベルトと腹圧でしっかり固定。必要なら重量を下げることも大切です。

手首が痛い場合は手首の過屈曲が原因。リストラップで中立に固定して、バーを掌中央よりやや手首側にのせてみてください。

肘が横に開きすぎる場合は、前腕垂直を意識して、グリップを微調整してみましょう。


重量設定と進め方(ロードマップ)


スタート基準(目安)

初心者の入門重量(総重量)は、男性なら25kg、女性なら15kgから始めてみてください。最終目標として一般的な上級手前の指標は、男性50kg、女性30kgです。上級者の相対指標としては、体重×0.7kgを目安にしてみてください。


セット・回数・頻度

はじめの4〜6週間は週1回、10回×3セットでフォームを最優先に練習しましょう。慣れてきたら週2回、10回×5セットにレベルアップ。インターバルは1分30秒から2分取ってください。


進め方(RIR/RPEの目安つき)

10回を正しいフォームで完了できる重量を基準にして、余力RIR2〜3(RPE7〜8)で運用します。週あたり2.5kg未満の小幅増量がおすすめで、可能ならマイクロプレートで1.0〜1.5kg刻みで上げていきましょう。失敗が出たら次回は同じ重量で総レップ数を上げて、到達してから増量するのがコツです。


初心者の12週間プラン(例)

週1〜4は10回×3セット(RIR2〜3)で、毎週0.5〜1.5kgの増量を検討してみてください。

週5〜8は10回×4〜5セットに増やして、インターバルは1分30秒〜2分を厳守。

週9〜12は筋力寄りなら5〜6回×5セット(RIR2)、筋肥大寄りなら8〜12回×4セット(RIR2〜3)にして、サイドレイズ12〜15回×3セットを追加するのもいいですね。

停滞したら、1週間デロード(総ボリューム−40〜50%、RIR3〜4)して、モビリティ強化(肩外旋・胸椎伸展)と下半身種目の質向上を図りましょう。握り幅を1段階調整したり、ベルトやラップで再現性を高めるのも効果的です。


安全対策と装備の使い方


推奨装備

パワーラック(セーフティバー使用)、トレーニングベルト(腹圧保持)、リストラップ(手首保護と軌道安定)は揃えておきたいですね。


ベルトの正しい使い方(5手順)

へそのやや上から肋骨下に装着します(個人差があります)。一度大きく吸気して腹部を360度に膨らませて、ベルト全周にお腹を押し当てて腹圧で壁を作ります。レップ中は腹圧を維持して、トップかボトムで再呼吸。重量が上がるほど有効ですが、軽重量での常用は必須ではありません。


リストラップの基本

親指の延長ライン上を通して、手首のやや上までしっかりテンションをかけます。手首は中立から軽度背屈で固定して、過屈曲を防ぎましょう。


パワーラック設定と耐荷重チェックリスト

耐荷重表示を確認して、自重+バーベル+慣性を考慮して余裕を持たせてください。セーフティは胸から顔の中間に設定して、前方へ逃がせる空間を確保。バーキャッチ時に頭部を守れる位置関係かも確認してくださいね。クリップでプレートをしっかり固定することも忘れずに!


モビリティチェックとウォームアップ


可動性セルフチェック(痛みが出る場合は中止)

肩外旋チェックは、肘90度を体側につけたまま前腕を外へ回します。体幹が捻れずに45〜60度以上回れば合格です。

胸椎伸展チェックは、壁にもたれて座って両腕を万歳。腰が反りすぎずに壁に腕が近づけば合格ですよ。


5分ウォームアップ例

フロアY/T/W(各10回)、スキャプション(軽ダンベル)10〜15回、バンドプルアパート15回、空のバーでのプレス8〜10回×2セット、この流れでしっかり準備しましょう。


バリエーションと比較


ショルダープレス(座位ダンベル)は三角筋の局所的ストレスを増やすので筋肥大に有利です。反動を抑えて、可動域を最大化することがポイントです。

アーノルドプレスは回旋を伴う動作で、中上級者の刺激変化用におすすめ。

バックプレス(後頭側)は注意が必要で、肩甲帯可動性不足だとリスクが増えます。初心者は避けるか、厳格なフォーム管理ができて可動性チェックに合格した人だけがやるようにしてください。


下半身を鍛えるとプレスが伸びる理由


立位プレスの土台って、実は殿筋・大腿群と体幹なんです。スクワットやヒップヒンジの安定がバーの直線軌道と出力を支えているんですね。

実践としては、同日にスクワット→ミリタリープレス→ダンベルレイズの順で実施すると相乗効果が得やすいですよ。


目的別・実戦プログラム例(週2)


Day A(筋力寄り)

バックスクワット5回×5(RIR2)から始めて、ミリタリープレス5回×5(RIR2)、チンアップ6〜8回×4、フェイスプル12回×3という流れです。


Day B(筋肥大寄り)

ルーマニアンデッドリフト8回×4でスタート、ダンベルショルダープレス(座位)8〜12回×4(RIR2〜3)、サイドレイズ12〜15回×3、ケーブルプレスダウン10〜12回×3という構成です。

インターバルは主要種目で90〜120秒、補助種目で45〜75秒取ってください。


よくある疑問


Q. 何kgから始めればいい? 

A. 目安は男性25kg、女性15kgです。バーとプレートの総重量で管理して、10回を正しくこなせることを基準にしてくださいね。


Q. どのくらいの頻度が最適? 

A. 初心者は週1回(10×3)から始めて、慣れたら週2回(10×5)に。休息と再現性を優先することが大切です。


Q. 肘は伸ばし切るべき? 

A. いいえ、ロックは関節ストレスを増やしちゃいます。トップはコントロールで止めてください。


Q. ベルトは必要? 

A. 中重量以上や高回数での安定確保に有効ですよ。腹圧の再現性が上がって安全性も高まります。


Q. セーフティはミリタリープレスでも必要? 

A. はい、必要です!失敗時のダメージ軽減と安心感がフォームの再現性を高めてくれます。


まとめ:この順で取り組めば失敗しない


種目選択は、筋力なら立位バーベル、筋肥大なら座位ダンベルを主軸にしましょう。

フォームの核心は、ロックしない・反動禁止・反り禁止、そして肩をすくめないこと。

重量管理は10回を正確にできるようになったら小幅増量。目標は男性50kg、女性30kg、上級者は体重×0.7kgです。

装備はベルトとリストラップで再現性と安全を担保して、セーフティバーは必須です。

土台として下半身と体幹を同時に強化して、直線軌道と出力を安定させましょう。


注意:痛みやしびれが出る動きは中止して、医療専門家に相談してください。バックプレスは可動性チェック(肩外旋・胸椎伸展)に合格した中上級者向けです。

このガイドをブックマークして、12週間プランとセルフ診断を運用すれば、あなたのミリタリープレスは安全に、そして確実に伸びていきます。検索上位の知見を実践レベルに落とし込んだ最短ルートで、今日からスタートしましょう!一緒に頑張っていきましょうね!




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